働く女性の病気のリスクと保障

働く女性にとって、病気で働けなくなる心配はついてまわるでしょう。働く女性といっても、大きく二つに分けることができます。一つは、会社員として働くタイプ。もう一つは自営業として個人事業主で働くタイプです。病気のリスクをカバーする公的なサポートは両方ともにありますが、会社員のタイプのサポートの方が手厚いというのが一般的でしょう。そこで、どういった点が共通点で違う点はどのように違うのかを知っておくことは、自分を守る上で大切なポイントになります。

まず共通している点ですが、公的な医療保険の給付です。病気で医者に行った場合、どちらも医療費は三割の負担で治療を受けたり薬を購入することができます。ただ、公的な医療保険でも違いがあります。それは、収入の保障の部分です。会社員の場合、有給休暇を使い切ると欠勤扱いとなって給料が支払われなくなりますが、傷病手当金といった給料の三分の二を健康保険が支給してくれる制度があります。一方、自営業者の場合は決まった給料がありませんので、傷病手当金はありません。そのため、特に自営業の場合は、別途医療保険に加入したり、収入を保証してくれる民間の保険に加入するといった対策が必要となるでしょう。

もちろん、資金面での心配だけでなく、常に精神的な健康をケアする必要性は、会社員であれ自営業者であれ共通しています。健康な生活を送って、できる限り病院の世話にならないためにも、こちらの看護師ならではの体調管理法などを参考にしてみてはいかがでしょうか。